日本航空、英語アナウンスで"Ladies and gentlemen"廃止
この10月から、酒税法が改正されたり、インフルエンザの予防接種が始まったり、
いろいろな制度改正がありました。
その中に埋もれたトピックスとして、航空機の機内アナウンスの決まり文句
"Ladies and gentlemen"の廃止
があります。
日本航空によると、"Ladies and gentlemen"に代わり、
"Attention,all passengers"
"Good morning,everyone"
などが使われるそうです。
ladies and gentlemen きょうから変わりました 日本航空 | NHKニュースwww.google.co.jp
背景には、多様性受容に対する配慮の社会的要請があると思います。
今回のケースでは、特にセクシャルマイノリティ(いわゆるLGBTQ)の皆さんに配慮した形になります。航空業界では、すでに英国などでは表現の変更が行われているようです。
では、日本の夢と希望が詰まった新幹線ではどうなったでしょうか?
実際に乗って確認してきましたので、動画をご覧ください。
日本航空が"Ladies and gentlemen"をやめるので、東海道新幹線はどうなのか確認した動画
変わっていませんでした(;・∀・)
新幹線をはじめ、鉄道の車内放送は自動放送が主流なので、
内容を変更するには一定のコストがかかるので、
拙速に対応というのは難しいかもしれませんね。
ちなみに、このあと東北新幹線や特急あずさなどにも乗りましたが、
変更はありませんでした。
日本航空の取り組みのように、身近なところからLGBTQの方への配慮が具現化されるのはとてもいいことだと思います。JRさんやその他の鉄道各社でも、放送内容変更の際に併せて対応してくれると嬉しいです。
マイノリティ側が勇気を出して発信してみる
このような取り組みをベースにしつつも、
実際に僕たちがあらゆる多様性を受容することは、一朝一夕にはいかないでしょう。
セクシャルマイノリティの例を見ても、なかなか身近にはいらっしゃらないし、
いらっしゃったとしても、カミングアウトするには現実的には相当勇気のいること
だと思います。
しかし、
LGBTQをカミングアウトしている芸能人の方も結構
いますし、そういう方はムチャクチャかっこいいと思います。
「マイノリティ=劣っている」ではないので、
輝く個性として、自分のマイノリティをどんどん出してほしいと思います。
僕も生まれる前から鉄道マニアですので、特に子供のころは相当マイノリティでした。
しかし、好きなものは好きなので、女子から後ろ指を差されようが、ずっと鉄道マニアをやっています。
最近は鉄道BIG4(中川家礼二さん、ななめ45°岡安さん、ダーリンハニー吉川さん、ホリプロマネージャー南田さん)のテレビでの活躍もあって、鉄道マニアがだいぶ市民権を得てきたような気がします。
マイノリティが情報発信した成功例だと思います。
せっかくいただいた市民権、
マイノリティってかっこいいな!
と思ってもらえるように、マナーを守って、
マニアをやっていきたいです。
↑だいぶ前ですが、南田さんと息子ヤンヤン、南田さんありがとうございました!
次回もよろしくお願いします!
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