ボクの息子はもう子鉄じゃないかもしれない。

子鉄(?)ヤンヤン(中1)の父であり、実写版アラレちゃんの娘ミーミー(小3)の父が、鉄道や子育てを楽しみながら、地方鉄道を救済していく物語です。子供の「だいすき!」「やってみたい!」を大切に子育てをしています♪ 子鉄応援ありがとうECショップ「でんしゃデパート」もやっています。本業はとある鉄道会社のSDGsおにいさん。なので、専門的な記事もあります。

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過去を乗り越えた信楽高原鉄道〜土との戯れを愉しむ〜

みなさん、こんにちは!

今日の天気は快晴ながら木枯らしが吹いて時折寒さを感じます。
昔は木枯らしが吹くと砂埃、土埃が気になりましたが、
最近はアスファルト化や田畑の減少で日常で土と触れ合い機会も少なくなりました

そんなさなか、土と共に生きる信楽焼で有名な滋賀県甲賀市信楽町を走る
信楽高原鉄道に乗って、土をコネコネ信楽焼体験を紹介します。 

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信楽線が走る甲賀市甲賀流忍者でも有名で、車両の内外装も忍者風の仕上がり

信楽高原鉄道は、JR草津線貴生川駅が起点で、終点の信楽まで走る
全長14.7kmの信楽線を運営しています。
貴生川駅は、京都から琵琶湖線草津線を乗り継いで1時間弱で到着します。

信楽線は、辛い過去を背負っています。

もともとは国鉄の赤字路線(特定地方交通線)で、1987年に国鉄から切り離されました。

1991年5月には、JRからの臨時快速列車と普通列車が正面衝突事故が発生。
42名が死亡し、614名が負傷する痛ましい事故で、復旧に7ヶ月かかりました。
また、2013年には台風18号の被害で橋の一部が流出し、復旧に3ヶ月かかりました。

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そんな過去を乗り越えて頑張る信楽線は、貴生川駅を出発すると右にカーブし、
信楽の山々に向けて連続急勾配を駆け上っていきます

過去の事故の反省から列車は途中すれ違うことなく往復するダイヤが組まれています。


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信楽焼といえば、たぬきの置物で有名。

ホームではたくさんのたぬきが迎えてくれます
運が良ければ、信楽町観光協会のゆるきゃら「ぽんぽこちゃん」が迎えてくれますよ。


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信楽町では、体験できる工房が点在しているので、事前に予約していきましょう。

今回体験したのは、遊器陶舎さん。

職人さんが子供達にも丁寧に教えてくれて楽しい体験ができました。

信楽焼・陶芸教室・陶芸体験の遊器陶舎e-yakimono.jp

体験はろくろ体験(ろくろを回転させてコップやお茶碗を作る)
手びねり体験(粘土のように土をかねて、お皿などを作る)の2種類を楽しめます。

息子のヤンヤンはろくろ体験娘のミーミーはお母さんと手びねりにしました。
水と土のバランスや土の感触など、
学校の粘土や砂場の砂では味わえない感覚

大人にとっても大切なものを感じる時間になりました。

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出来上がった品々は、工房で焼いてくれて、後日自宅に届けてくれます
普段の食事でも使うことができるので、
旅の後も食事の時も思い出話に花が咲きます

 

信楽焼は、この前の連続テレビ小説「スカーレット」の舞台にもなりました。
信楽の街が焼き物を中心にさらに盛り上がり、
信楽高原鉄道と共に、豊かな街になったらいいなと思います。

 

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