ボクの息子はもう子鉄じゃないかもしれない。

子鉄ヤンヤン(小6)の父であり、実写版アラレちゃんの娘ミーミー(年長)の父が、鉄道や子育てを楽しみながら、地方鉄道を救済していく物語です。子供の「だいすき!」「やってみたい!」を大切に子育てをしています♪(旧ブログ名:適応障害でも鉄道に乗りたい!!)

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子供に「大きくなったら何になりたい?」と訊いてはいけない。

みなさん、こんにちは。

子供たちに、「大きくなったら何になりたいかなぁ??」って訊きますよね?

僕も訊いていました。

でも、もう訊くのをやめました!!というお話です。

 

我が鉄トモの子鉄ヤンヤン

最近はだいぶ野球に興味がシフトして来ましたが、鉄道への興味も色濃く残してくれています。

そんなヤンヤンに「大きくなったら何になるの?」と訊くと、「電車の運転士!」と返ってくるわけです。(たまに「野球選手!」ということも・・・)

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しかし、ヤンヤンが大学を卒業する12年後、「電車の運転士」という職業は存在するのでしょうか?

ちょっと自信ないですよね。

実際、ゆりかもめをはじめとした新交通システムの一部では自動運転で中央指令所で監視を行うドライバーレスを行っています。

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また、東京メトロでは、千代田線をはじめとした複数路線で運転士さんは乗務するものの、出発ボタンを押すだけで平常時は自動運転を行われています。

JR東日本では、この千代田線と直通運転する常磐緩行線常磐線各駅停車)を2020年度末に同様の運転を開始すると発表しました。

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さらに、JR東日本が2018年12月から2019年1月にかけて山手線で自動運転の実験を夜間に実施しています。

最終的に目指しているのは、過密路線でもドライバーレス運転を実現すること。

一部報道では、2027年に山手線の自動運転が実現するとも伝えられています。

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そして、同じ2027年度に開業するリニア中央新幹線はもちろん自動運転です。

 

このように12年後よしんば鉄道会社に入社したとしても、運転士を定年まで続けられるかどうかはちょっと怪しい雰囲気が出ています。

 

では、ヤンヤンは何を目指して大人になればよいのでしょうか?

 

ここで登場するのが、「インサイド・アウト」という考え方です。

インサイド・アウト」では、サイモン・シネックさんというコンサルタントの方が提唱した「ゴールデンサークル理論」という、人々を熱狂させ行動を促すフレームワークを使います。

ゴールデンサークル理論では三重になった円の中心から、Why→How→Whatと並び、「何をやるか(what)」からではなく、「なぜやるのか?(why)」をまずしっかりと語り、じゃあそのWhyを実現するするためにはこれをやります!とwhatを後から語ります。

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大抵の人、とくに日本人は、Whatから語り始めるんだそう。例えば、

・僕は電車の運転士になりたいです。

・なぜならかっこいいからです。

・そのために勉強を頑張ります。

「結論から言え」と言われるとそうなっちゃうかもしれません。

 

そういう場面もあるでしょうが、アップルの創業者の故スティーブ・ジョブズさんなどは、Whyから、しかもそこを熱く語るそうです。

その結果、創業当初はアップルのの商品は、そこまで高性能ではなかったものの、ジョブズさんの「世界をこう変えたいんだ!」というWhyに共感した人々が、アップル信者となって彼を支えてくれたと言われています。 

 

Whyから語るメリットは人を動かすだけではありません。

自分の取り組んでいるWhatがうまくいかなかったとき、立ち返る原点になるならです。

ジョブズさんの例で言えば、MaciPhoneは彼が目指すWhyを実現するためのHowやWhatにすぎません。

たとえ失敗しても立ち返るWhyがあったからこそ、何回も立ち戻ってチャレンジしてここまでのシェアに登り詰めたんだと思います。

 

子供の夢も同様です。

「何になりたいか」

Whatだけを見ていると、それがAIに取って代わられた時に、自分は何をしたらいいのかわかりません。

蒸気機関車やバスが登場した時に街道の籠屋さんはさぞ途方にくれたことでしょう。

だからこそ、子供達に自分のWhyを見つけさせることが大事です。

「なぜ生きるのか?」

「なぜ大人になるのか?」

「なぜ働くのか?」

 

しかし、これは大人でも容易ではありません。

この問いに明確に答えられる大人はほとんどいないはずです。

これを見つけるためには徹底的に自分と向き合い途方もない時間と労力、そして、きっかけとなる体験、そして、これが1番重要ですが、子供が語るWhyに対して気づきを与えるフィードバックが必要です。

 

そして、子供達に気づきを与えられる1番の存在はお父さん、お母さんだと思います。

焦ってWhatを決める必要はありません。

子供達の人生の軸となるWhy、子供達と一緒に語らい、お互いのWhyを見つける旅に出てみませんか?