ボクの息子はもう子鉄じゃないかもしれない。

子鉄ヤンヤン(小5)の父であり、実写版アラレちゃんの娘ミーミー(年長)の父が、鉄道や子育てを楽しみながら、地方鉄道を救済していく物語です。子供の「だいすき!」「やってみたい!」を大切に子育てをしています♪(旧ブログ名:適応障害でも鉄道に乗りたい!!)

路線も地味ならテナントも地味〜な東急池上線エトモ池上の魅力とは??

みなさん、こんにちは!!

 

東急池上線を知っていますか?

東横線田園都市線などの花形路線に隠れた陰の実力者、山手線や都営浅草線が通る五反田駅から、京浜東北線蒲田駅まで結ぶ路線で、3両編成のかわいい電車が走っています。

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池上線と東急多摩川線で共通運用される7000系電車。

池上線は、途中の旗の台駅で、東急大井町線と交差しますが、それ以外の途中駅では乗り換え路線がなく、品川区や大田区閑静な住宅街のなかをのんびりと走る癒しの路線と言えるでしょう

 

エトモ池上充実のラインナップ

そんな池上線の名前の由来にもなっている池上駅では、3月に新しく駅ビル
「エトモ池上」が誕生しました。

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池上駅の直上に作られた5階建てのエトモ池上。木のやさしい雰囲気が印象的。

では、注目のテナントラインナップを確認してみましょう。

<1階>
ホワイト急便クリーニング屋

<2階>
フードショースライス(お総菜屋さんの集まり)、トークス(売店)、
しぶそば(駅そば屋)、宝くじ屋、薬樹薬局、三菱UFJ銀行(ATM)

<3階>
東急ストア、カルディファーム(珈琲、輸入食品)、カフェカルディーノ(喫茶店

<4階>
スターバックス大田区立池上図書館、アトリオライト(フィットネスジム)、
ホットヨガ&コラーゲンスタジオビブレ

<5階>

キッズベースキャンプアルファ(学童)、グローバルキッズ池上園(保育園)
池上総合病院付属クリニック

 

ザ・生活感。

沿線外に住んでいるとわざわざエトモ池上に行こう!とワクワクするラインナップではないような。

しかし、毎日の買い物、子育て、病院、図書館と地域の人にはかゆいところに手が届くジモッティのための駅ビルと言えると思います。

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3階の東急ストアとカルディファーム。生活に必要な買い物がワンストップで完結する。

 

こんな駅ビルができてしまっては、昔から駅前にある商店街なんか、閑古鳥が鳴いてしまうんじゃないでしょうか?

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池上駅前商店街は、エトモ池上開業後も相変わらず賑わいを感じる。

意外と元気だった。

戸越銀座などもそうですが、昔ながらの商店街が元気なところも、池上線の魅力ですよね♪

 

安全対策のついでに作ったの!?

東急は街づくりや商業施設の開発が得意な会社です。

たまプラーザテラスなど多くの場合「国内初出店」をぶち込んできますし、南町田グランベリーパークでは、「新業態出店」がかなり多くありました。

そんな中ジモッティにターゲットを絞った駅ビルをどうしてわざわざ作ったのでしょうか?

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構内踏切はすっかり撤去され、構内踏切に降りるのに使用していた階段が作業員用(?)にひっそりと残っている。

その第1の理由は安全対策です。

かつて、池上駅には、東急線では唯一構内踏切がありました。

構内踏切とは、1番線から2番線に移動するときに線路を渡る改札内の踏切のことです。

都内では珍しい存在ですが、構内踏切が閉まってしまうと、乗りたかった列車が目の前で行ってしまう悲劇が起きたり、遮断機をくぐるお客さんも出てきて、危険視されていました。

当時は、改札口が1番線側(蒲田方面)にしかなかったため、2番線(五反田方面)に向かう人は構内踏切を渡らなくてはならなかったのです。

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橋上駅舎化に併せてホームもリニューアルされ、木目が印象的なデザインとなった。

そこで、駅の真上にコンコースと改札口を新しく作り、橋上駅舎化することで、この問題を解決することが決まりました。

その橋上駅舎の上空部分の有効活用として作られたのがエトモ池上なのです。

 

実は国際観光地!?の玄関口として!

もう1つの理由が池上が観光地でもあるいうことです。

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池上本門寺の荘厳な大堂。

池上駅は、日蓮宗大本山池上本門寺の最寄り駅で、特に10月の日蓮上人の入滅日前後に行われる「お会式」の際は、約30万人が訪れるそうです。

そんな、海外の皆さんからも人気がある池上本門寺とその門前町の玄関口にふさわしい駅として、和のテイストをふんだんに散りばめた内装デザインでリニューアルされたのです。

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ホームでは天井も木を使用している。

池上線は、木造の古い駅舎が多く残っているのが特徴ですが、「みんなのえきもくプロジェクト」と題して、駅リニューアルの際、旧駅舎の木材を有効活用する取り組みを行っており、新しいコンコースには、かつてホームで使われていた木のベンチがそのまま移設され、当時の面影を今に伝えています。

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2階のコンコースに移設された白い木のベンチ。白い木のベンチは、池上線各駅にも見られ、ひそかな名物であったが、リニューアルによりレア化しつつある。

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白い木のベンチの横にはかつて池上線を走っていた列車のジオラマが置かれている。


駅の出口には、観光案内コーナーも設置されたほか、改札を出ると両側に店舗が広がる和風ストリート「池上仲見世がお客さんを迎えてくれます。

このコンセプトを持ったデザインが、観光に訪れたお客さんに非日常を演出します。

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改札への動線上にあり、ふらっと立ち寄ってしまう池上仲見世

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各階のマークは、江戸時代の遊び「紋切り遊び」で登場するマークが使われている。「紋切り遊び」折った紙を切って広げた時の模様を楽しむもの。

 

それでも行列ができるお店はこれ!

ここまでさんざんテナントのラインナップをディスって来ましたが、それでも行列ができるお店がありますので、2店舗ご紹介します。

 

まずは、僕らのサードプレイス「スタバ」です。

スタバとしては平均的な並びでしょうか?

しかし、このスタバの魅力は他のスタバとは違います。

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スタバと図書館が同じ空間に存在する意識が高い雰囲気。

まず、隣接する大田区立池上図書館。

空間として、図書館とスタバの境目がないため、スタバを飲みながら図書館を愉しむ意識が高い楽しみ方もできるのです。

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出窓では本やスタバを楽しみながら池上線の電車や街の景色を楽しめる。

さらに、池上線の電車と池上本門寺五重塔が見える出窓は、座れるようになっていて、ここでスタバを飲みながら議論を楽しむ学生さんも多くいましたよ。

 

もう1つは、2階のフードショースライス内にあるバナナジュース専門店「バナナスタンド」。

注文後にミキサーでバナナを絞ってくれ、砂糖を使わないバナナジュースが自慢です。

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バナナスタンドでは、注文後目の前でミキサーにかけてジュースを作ってくれる。


かつてブログで同様のバナナジュース店「sonnnaバナナ」をご紹介しましたが、「sonnaバナナ」が20分以内の飲み切りをオススメする鮮度が自慢なのに対し、「バナナスタンド」は、バナナと混ぜる牛乳を豆乳ベースやアーモンドベースに変更したり、10種類以上のトッピングを選ぶことが出来、カスタマイズを愉しめるのが魅力です。

僕は、豆乳ベースに変更して注文。

砂糖を使っていないので、大豆のまろやかな後味が口の中に残って嗚呼!健康してる!実感がわきましたよ。

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もちろん池上本門寺にも足を!

エトモ池上を楽しんだら、もちろん本門寺にも足を伸ばしましょう。

池上本門寺へは歩いて10分ほど。

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くずもちの食べ比べも面白いかもしれない。

途中には、伝統のくずもち屋さんが軒を連ね、イートインができるお店もありますよ。

途中には、池上本門寺参道の石碑が。

大きな岩みたいなのもあり、白狐のお面をかぶった人が出てきて、岩の斬り方を教えてくれるかもしれません。

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鉄道旅で鍛えた健脚で労することなく本門寺に到着。

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日蓮宗名物の地獄の階段が、かつての身延山久遠寺の回に比べたらお茶の子サイサイシーです。

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荘厳な境内。

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この「経蔵」と呼ばれる建物は、内部に心柱を中心に回転する八角形の書架があり、そこにはかつて一切経が収められていました。一切経大田区の指定文化財、経蔵自体はも大田区文化財に登録されています。

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1608年に建立された五重塔は、国の重要文化財に指定されています。このほか、宝塔、木造日蓮上人坐像、兄弟抄(日蓮筆)も国の重要文化財です。

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日蓮さん、ありがとうございました。

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  ↓身延山久遠寺の地獄の石段の回もぜひ読んでください💛

smallanthussonchifolius.hatenablog.com