みなさん、こんにちは。
SDGsスクールを卒業して、「今なら空も飛べるかもしれない・・・・」と高揚感を隠し切れないヤーコンは、鉄道SDGsの実現に向けたパートナーシップを求めて、西上いつきさんにメールを送ったのでした。
西上いつきさんは、鉄道専門のアナリスト・コンサルタントであり、Youtube、メディア出演、講演、執筆など幅広いフィールドで、「より良い鉄道の未来」の実現に向けて活躍をされている方です。
元々は、名古屋鉄道(名鉄)で運転士と総合運転指令所での業務経験を経て、外資系企業での勤務ののち、独立。
IY Railroad Consulting代表として、国内はもとより世界の鉄道業界の更なる発展を目指して尽力されています。
裸一貫で申し込んだ対談をご快諾頂いた西上さん、ありがとうございます!
直接会談できればよかったのですが、都内に緊急自治宣言が出されてしまったので、急遽オンラインでの対談となりました。
明るい人柄で、終始笑顔で色々なことを語ってくれ、
「とにかく面白いことをやりたい」と西上さん。
なるほど、Youtubeでも「運転初心者の人の電車でGO!の腕前を上達させる」企画や、電車が走り始める音を聞き分ける「利きVVVF」企画など、元運転士の経験を活かした面白い企画をたくさん出しているのがわかります。
「やりたいことが多くて手が回っていない(笑)」と流石のアイデアマンです。
特に話が盛り上がったのが、地方鉄道の活性化に関する話題。
濡れせんべいで有名な銚子電鉄や、観光列車「雪月花」を運行するえちごトキめき鉄道など、社長さんがアイデアマンの会社はいくつかありますが、ほとんどの地方鉄道は、人口減少、高齢化に喘いでいます。
一方で、そういった地方鉄道の駅や車内の活用の余地というのは十分にあると考えられ、これを活用したい企業や団体も多くいるのではないかと思われます。
そのような両者をマッチングさせるような仕掛け、「例えば、地方鉄道のサミットのようなもの」を構想しているんだそう。
また、地方では小さな鉄道か各地に乱立しており、それぞれの会社でバラバラに採用活動や本社業務が行われています。
これは企業経営としては非常に効率が悪いので、人材のシェアや経理業務の集約化など色々な意見交換ができました。
メディアでは鉄道の活性化の成功例が花形で紹介されていますが、それでも銚子電鉄も含めてほとんどの会社が赤字経営。
業務の効率化など、コスト面の改善も併せて取り組むことが路線や会社の維持に繋がると期待が膨らみました。
もう一つは、鉄道を通じた知育。
IY Railroad Consultinugでは、「レールキッズ」という鉄道を素材として使った知育教室を展開しています。
現在は、豊洲と月島に教室があり、この4月に練馬でも開講したそう。
僕も子鉄ヤンヤンを育てているパパとして子供の「大好き!」を全力で応援してきました。
それが学力だけでなく生きる力にも繋がると思っており、子鉄の力を伸ばす教育事業はやってみたいと思っていたので、素晴らしい先行事例に会えました。
知育教室「レールキッズ」は、『電車が好きな子はかしこくなる』の著者弘田陽介先生の監修でカリキュラムが作られており、1歳から年長さんまでと個別教室では小学生の知育も行っているそう。
ヤンヤンがまだ小さかった頃に色々家庭で取り組んだことなどを紹介させてもらい、ぜひ我が街の方にも展開したいなと思いました。
また、僕個人としては、小学校の集団教育が子鉄の可能性を潰さないよう、小学校6年生までカリキュラムをしっかりと構築して、子供たちの生きる軸を作ってあげたいと思い、色々な面で協力したいなと思いました。
っていうか、もっと早く開講していればヤンヤンを入れていたかも!!
このような多方面で鉄道に貢献している方と意見交換ができたのは、歓喜の極み。
これからも協力して鉄道SDGsの実現に向けて頑張っていきたいです🔥
今後も志を同じくした方とパートナーシップを組んで行きたいですね。
西上さん、本日はありがとうございました!!