小田急電鉄は、子育て家族のおでかけを応援する作戦に力を入れています。
シンボリックなものでは、交通系ICカードを使えば、子どもは運賃が50円均一になる思い切った作戦も実施しています。
子育て応援車もその1つで、小田急線に乗ることがあるパパママはぜひ参考にしてみてください。
1,子育て応援車ってなぁに?
小田急は、「Odakyuパートナー宣言」を発表しており、曰く「小田急は、こどもの笑顔をつくる子育てパートナーであることを宣言します。」
その一環で、小田急線の列車の3号車を子育て応援車として運転しており、順次いろいろな列車に拡大しています。
なお、小田急線の列車は、東京メトロ千代田線などに乗り入れていますが、子育て応援車の小田急線内のみの運転となります。
子育て応援車は、2号車、4号車との接続部の扉、窓、ドアに「小田急の子育て応援車」のステッカーが貼ってあり、すぐわかるようになっています。
2,子育て応援車の設備
と、いっても子育て応援車に特別な設備があるわけではありません。
子育てファミリーでなくても誰でも乗ることができます。
その代わり、「お子さま連れのお客さまを温かく見守っていただきますようご協力お願いいたします。」と案内がされています。
ヤーコン家もだいぶ落ち着きましたが(別の部分で落ち着いていない)、小さなキッズとお出かけすると、急に泣いてしまうこともあります。
その頃は大変だったなぁ・・・シミジミ💦(繰り返しですが、今は別の部分で大変)
ただ、ジェンダー平等が進んでいない裏返しですが、パパが息子と娘を連れて悪戦苦闘していると、先輩ママ(オバチャン)がよく助けてくれました。
そうすると、車内の雰囲気もよくなって、本当に助かりました。
こういうことを、みんなでやっていこうぜ!というのが子育て応援車です。
ただ、当然人によっては子どもの大きな声が苦手だったり、ストレスになってしまう人もいます。
聞いた話では、歳を重ねると子どもの声が苦手になってしまうこともあるそうです。
もし、ストレスに感じたら、お手数ですが、他の車両に移ると、みんな幸せなのかなと思います。
ただ、惜しむらくは、子育て応援車の3号車には車椅子スペースが無いので、ベビーカーが置きにくいというのがあります。(編成による)
なお、息子鉄ヤンヤンは、ベビーカーのことを乳母車といいます。
そういうところ、好きだよ💛
3,最後は"やさしさ"です。
とはいいつつも、特別料金もなければ、強制力もありませんので、最後はお互いの"やさしさ"次第ということになります。
周囲のみなさんが子育てファミリーを温かく見守っていただくのは、ぜひお願いしたいとして、子育てファミリーも子供たちが騒いでいても、何もせしないでいるのも、イメージが悪いですし、何より、子どものためになりません。
「電車が好きな子はかしこくなる」という本を書かれた弘田陽介先生によれば、いろいろな人と同じ空間を過ごす電車の中において、みんが気持ちよく過ごせるように声かけを行うことは、子どもが社会の一員として公共性や自立心を育てる絶好の場と指摘します。
小田急の子育て応援車に乗って、子どもたちをいろいろなところに連れて行ってあげて、心が大きくなる大変をたくさんさせてあげたいですね。
繰り返しになりますが、子ども50円で乗れます!!!!
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