ボクの息子はもう子鉄じゃないかもしれない。

子鉄ヤンヤン(小6)の父であり、実写版アラレちゃんの娘ミーミー(年長)の父が、鉄道や子育てを楽しみながら、地方鉄道を救済していく物語です。子供の「だいすき!」「やってみたい!」を大切に子育てをしています♪(旧ブログ名:適応障害でも鉄道に乗りたい!!)

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茨城46位の都道府県魅力度ランキング!佐賀県最下位転落の原因は西九州新幹線の部分開業!?

都道府県魅力度ランキング2022が発表され、話題になっています。

注目されているのは茨城県

2019年調査まで7年連続最下位だった茨城県は、2020年調査で42位に上昇したものの、2021年調査で再び最下位に転落。その動向が注目されていました。

(出典)地域チューバーチャンネル

<目次>

 

1,都道府県魅力度ランキング2022の結果は?

2022年調査の結果は、ご覧のとおりで、茨城県は最下位脱出の46位

代わりに再開に転落したのは佐賀県でした。

しかし、Twitterなどでは、「佐賀県茨城県に最下位を返上すべき」といった怒りの声があがっており、#茨城46位がトレンド入りするほどになっています。

この調査は、ブランド総合研究所という民間調査会社が全国の消費者に対してアンケートを実施して行っているものですが、2021年調査においては、群馬県知事が「法的措置を取る」とまで発言しているほど波紋も呼んでおり、魅力度やブランド力を定量的に表現しているというよりは、イメージや話題性が本質であると言えます。

よって、自虐的ながら茨城県のファンからすると、中途半端なランクはむしろ不本意であり、最下位に鎮座することをむしろ茨城県らしさ、アイデンティティとして確立しているようです。

2,佐賀県転落の原因は西九州新幹線

では、佐賀県はどうして最下位になってしまったのでしょうか。

佐賀県は、2021年調査は46位、2020年調査は42位、2019年調査で46位、2018年調査で44位と低空飛行を続けてきました。

ダイヤモンドオンラインフリーライター西嶋治美氏の記事によれば、

2022年9月には西九州新幹線が開業した。新幹線が開通する都道府県は毎回注目されて、順位上昇への大きなきっかけとなる。佐賀県は、新幹線開通を県のイメージアップにまだ十分活用できていないのかもしれない。

 また、九州地方では、長崎県も前年の8位から9位(35.8点)へと順位を下げてしまった。新幹線が開通したことによって、魅力度にどのような影響を与えるのかが、今後注目される。

と、西九州新幹線に関して言及しています。

西九州新幹線は2022年9月23日に佐賀県武雄温泉駅長崎県長崎駅フル規格東海道新幹線などのように高架などの新幹線専用の線路で高速運転が可能な規格)で開業し、2022年のトピックスになっています。

マクドナルドのハッピーセットのおもちゃも早速9月30日からプラレールシリーズになり、その1つに西九州新幹線N700Sかもめ号が入っています。

しかし、問題はあくまで武雄温泉駅長崎駅間の部分開業であること。

本来繋がっていたはずの九州新幹線博多駅新鳥栖駅鹿児島中央駅)から遠く離れた僻地開業であるため、魅力度に影響を与えなかったとボクは考えています。

むしろ、部分開業に「せざるを得なかくなった」大きな原因である佐賀県に対してはむしろマイナスの影響を与えたのではないかとも思います。

西九州新幹線を走るN700かもめ号
(出典)JR九州
2022年9月23日に西九州新幹線が開業しました!|JR九州 (jrkyushu.co.jp)

3,西九州新幹線佐賀県問題

西九州新幹線は、九州新幹線長崎ルートとも呼ばれ、本来の計画は、博多駅から新鳥栖駅まで九州新幹線の線路(フル規格)を高速で走り、途中の新鳥栖駅で分かれて既存の長崎本線を走り、武雄温泉駅から長崎駅までは今回開業したフル規格の線路を高速で走るというものでした。

線路幅が違うフル規格の新幹線と在来線を直通するため、フリーゲージトレインという車輪の幅を変えられる車両の開発を前提としていましたが、フリーゲージトレインの開発は技術的な課題が山積し、頓挫してしまっています。

よって、新鳥栖駅武雄温泉駅間もフル規格の新幹線専用線路を建設することが検討されていますが、この場合、佐賀県は、第3セクターの鉄道会社を設立し、並行在来線である長崎本線の経営を引き受けなくてはならない可能性が高いことや、フル規格新幹線の場合、佐賀駅に停車する列車が少なくなる可能性もあるため、佐賀県フル規格新幹線の建設に反対しています。

よって、「佐賀県のせいで西九州新幹線かわいそうだよね」といった心情的なところが、佐賀県にマイナスの評価を与えたということもあるのではないかと考えるわけです。

付け加えれば、佐賀県に本当に魅力があれば、フル規格になったとしても「佐賀駅はもちろん停めなきゃね」となるわけで、逆説的に言えば「自分の県は魅力がないんです」と認めてしまっていることにもなります。

今から20年くらい前ですが、お笑いタレントのはなわさんの歌「佐賀県」の自虐的な歌詞で話題になりました。

しかし、話題になっても実体が伴わなければ、定住人口も交流人口も増えることはありません

佐賀県には、粛々とやるべきことに取り組んでいただき、結果としてフル規格新幹線が全列車停車するほど「魅力度」が高い県を目指してほしいと思います。

フリーゲージトレインを活用した場合の路線計画
(出典)長崎県