いろいろな鉄道の駅で話題になっている駅ネコ。
駅のホームでのんびり昼寝をする姿は旅人の心を打ち、ローカル鉄道などで話題になるなど地方創生にも一役買ってくれています。
中には鉄道会社の協力で神格化・アイドル化されたネコちゃんもいますが、そこまで行かなくても全国にはたまたま(ネコだけに)駅に住み着いて地元のお客さんの癒しになっているネコちゃんも意外といたりします。
今回は、その中でも首都圏屈指の秘境路線、鶴見線の終点扇町駅のネコちゃんを紹介します。
時刻表さえ気をつければ意外とパパッと会いに行けるので、枯れそうな心の花にお水をあげたくなった時にどうぞ。
<目次>
1.全国の名物駅ネコたち
まず、各地で話題になっているネコちゃんたちを紹介します。
和歌山電鐵の終点貴志駅のネコ駅長は、グッズ化だけでなく、勤務日がホームページで公開されたたり、神社が建立されたり、たま電車が運転されたりするほどの人気っぷりです。
初代たま駅長は2015年に帰らぬネコとなってしまいましたが、スーパー駅長、ウルトラ駅長を歴任し、現在は名誉永久駅長として伝説となっています。
現在はたまの意思を継いだニタマ(たまⅡ世)がウルトラ駅長兼社長代理を務めるほか、よんたまもスーパー駅長としてニタマを支えています。
貴志駅にはネコ駅長専用の執務室?がガラス張りで設置されており、オープンな社風が伺えます。
マジでかわいいです。
他にも、会津鉄道芦ノ牧温泉駅のばす駅長、らぶ駅長以下のネコちゃんたちや、惜しくもこの世を去ったひたちなか海浜鉄道那珂湊駅のおさむ君など枚挙にいとまがありません。
鶴見線は、京浜東北線の停車駅鶴見駅から京浜工業地帯に足を伸ばす通勤路線です。
朝夕の工場へ向かう通勤客を除くとお客さんが少ないため、列車の本数も少なく、逆にそれがイイと人気の路線でもあります。
ホームが海にメチャクチャ近いけど、東芝社員しか駅から出られない海芝浦駅や、朝夕しか列車がないけど歩いて行ける秘境駅大川駅に向かう支線もあります。
扇町駅は、鶴見線の本線の終点駅。
寂寥の感が込み上げる単線の無人駅で、駅から出ると1匹の黒いネコがいました。
3.黒ネコちゃん
駅舎を背に丸まっていた黒ネコちゃん。
列車を降りたオバチャンから「バイバイ」と声をかけられていましたが、ピクリともせず秘境路線の行末を案じているようでした。
4.茶色ネコちゃん
ホーム階段にいたのは、茶色ネコちゃん。
一生懸命毛繕いをしていて、しばらく観察していましたが、列車の出発までずっと毛繕いをしていました。
この茶色ネコ、手足がガリガリなのが印象的でした。
ちゃんとご飯は食べていますか?
子育てをしていると結構こういうところが気になってしまいます。
5.エサ置きは禁止!でもネコちゃんガリガリ💦
野良動物を放っておかない人はたくさんいますし、私もそうなのですが、駅にはエサ置き禁止のポスターがありました。
扇町駅は無人駅なので、食後の食べ残しや食べカスを片付ける人がいません。
それでは駅に腐敗臭が漂ってしまいますので、エサをあげるだけあげて自己満足してしまうのは厳禁です。
一方、ネコちゃんがガリガリなのはそれはそれで心配です。
他のブロガーさんの記事ではJRの職員さんがたまに面倒を見ているんだそう。
しかし、鶴見線も近くワンマン運転になりますし、運転士さんも大変になります。
病気やアレルギーの問題もありますので、ぜひ扇町駅のスーパー駅長に就任していただき、鶴見線を盛り上げつつ、元気に猫生を送ってほしいと思います。
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