みなさん、こんにちは。
いま、鉄道マニアの間では、関東鉄道協会さん主催の
「かんとうみんてつスタンプラリー」が開催されています。
スマホを使ったモバイルスタンプラリーですが、関東地方全域の鉄道会社の駅が対象
なので、スタンプ駅の設定がエグいのが特徴です。
今回は、鉄道キッズのヤンヤン(小4)と一緒に、栃木県鬼怒川温泉のさらに奥地を
走る野岩鉄道のスタンプ駅川治温泉に行ってきました。
ヤンヤンと2人で鉄道旅に行くのは実は久しぶりなので、ヤンヤンも大喜び!
運転席にこのかぶりつき↓
旅の起点は、東武スカイツリーラインの北千住駅。
ホームの先頭側に特急専用ホームがあり、ここから特急スペーシアで鬼怒川温泉駅に
向かいます。
やってきたのは、特急スペーシア100系。
2015年の日光東照宮400年式年大祭に合わせて特別塗装が施された
「日光詣」号が来て親子で大喜びです。
特急スペーシアは、1990年に就役した超バブリーな仕様で、
1番のお気に入りは、110cmのシートピッチに加え、
横にもたれかかれるヘッドレスト。 慢性肩こりのおじさんにはこれが助かるんです。
もう1つ、 3号車にはビュッフェがあり、飲み物や軽食を買うことができます。
ヤンヤンは大好きな焼きおにぎりを購入。
このほか、6号車には4人個室のコンパートメントが6室用意されています。
家族4人で来たときは個室に乗ろうね♪
特急スペーシアは、最高速度120km/hで関東平野を駆け抜けていきます。
クレヨンしんちゃんの街春日部駅、蔵の街栃木駅、こんにゃくが名産の新鹿沼駅に
停まり、東武日光方面と分岐する下今市駅に到着です。
下今市駅は、SL大樹が出発する駅で、
SLが方向転換するためのターンテーブルもあります。
ちょうどSL大樹が下今市駅に到着するところで、煙を吐きながら入線する大樹とすれちがうことが出来ました。鬼怒川温泉駅から駆け抜けてきた大樹、汗だくです。
スペーシアは、大谷川を渡り、鬼怒川に沿って単線区間をさらに走っていきます。
終点の鬼怒川温泉駅で2つ先の新藤原駅まで普通列車に乗り換えます。
僕たちを待っていた車両は、6050系の普通新藤原行き。
6050系はかつて浅草から東武日光や鬼怒川温泉を経て会津田島まで快速列車として運転されていた車両で、
現在は 南栗橋以北の普通や区間急行で運用されているセミクロスシートの車両です。
6050系は、2両ずつ切り離しができるようになっており、自分が乗っている車両がどこ行きなのかわかるように、車内にも行先表示器が設置されています。
そしてなんと、新藤原駅でもう1つ鉄道マニアでブームの「鉄印帳」を購入
これは、寺社の御朱印帳の鉄道バージョンで、全国の第3セクターの鉄道会社の駅に行くと、鉄印を記帳することができます。いま話題の地方鉄道活性策の1つで、各鉄道で売り切れが続出していただけに、喜びもひとしおです。
新藤原からは、野岩鉄道の線路に入ります。
野岩鉄道会津鬼怒川線は、新藤原駅から会津高原尾瀬口駅までの30.7kmの路線
で、列車はその先の会津鉄道を直通運転を行っており、さらにその先JR只見線の会津若松まで乗り換えなしで行くこともできます。
今回は、スタンプ駅の川治温泉駅を車内からGPSでスタンプをゲットし、1つ先の川治湯元駅で降りることにします。
駅から歩いて10分程のところにある温泉街を歩いた後、
男鹿川沿いにある公衆浴場「薬師の湯」で汗を流します。
HPではレンタルタオルなしと書かれていましたが、200円で貸してくれて助かりました。
入浴料は、日光市民以外は大人700円、子供350円でした。
屋内の湯船のほか、男鹿川沿いの絶景を愉しめる露天風呂もあります。
(ただし、対岸の旅館から丸見え)
上りの列車まで1時間空いたので、下りで1駅乗り、湯西川温泉駅にも行きました。
湯西川温泉駅は、駅前に温泉、お土産屋、食堂があり、無料で足湯にも入れます。
さらに、湯西川のダム湖に飛び込む水陸両用バスの発着所にもなっています。
待ち時間が長かったので、いろいろな列車に会えました。
特急リバティ500系、会津鉄道から乗り入れてくる快速AIZUマウントエクスプ
レス。
そして、帰りのスペーシアは水色が基調の「粋」タイプの列車でした。
帰りは、関東平野に沈む夕日の光が雲間から差して、とても美しい景色でした。
iPhoneの写真だとなかなか美しさが伝わりませんね。
「見ろ!ヤンヤン!天使が舞い降りるような空だ!」
と叫んだら、ビュッフェの売り子さんに笑われてしまいました。
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