みなさん、こんにちは!
東京さくらトラムは、東京に残る2つの路面電車のひとつです。
東京にもかつては縦横無尽に路面電車が走っていましたが、
モータリゼーションの加速に伴い廃止され主に都営バスに転換されてしまいました。
そんな中、道路との共用区間が比較的少なく、いまでも都民に愛されているのが
東京さくらトラム、正式には都電荒川線と言います。
旅の起点は鬼子母神前駅。地下鉄副都心線の雑司が谷駅から乗り換えることができます。ここから、三ノ輪橋駅方面を目指しましょう。
列車は、早稲田駅から出発し、学習院下を通って鬼子母神前駅にやってきますが、
この区間は学生時代によく乗ったので今回は省略します。
今回の旅では、都電IC一日乗車券を使います。
値段は大人400円。
さくらトラムは大人170円の定額運賃なので、3回乗るだけで元が取れます。
最初の乗車時に運転士さんに言って、運賃機にPASMO、Suicaをかざすと、
そのカードで1日乗り降り自由になります。
鬼子母神前駅と次の都電雑司ヶ谷駅の間では線路の直下に道路を作る工事をしているため、線路が仮受軌道となっており、列車も減速して走ります。
路面電車と言えば道路を走る区間が見所ですが、
さくらトラムはこの先の大塚駅前あたりまでえぐいアップダウンが続きます。
また、大塚駅前では半径18メートルの急カーブもあります。
小型車両と小径車輪を活かしたさくらトラムならではの光景です。
飛鳥山駅を出ると、列車はゆっくりと明治通りのセンターラインに入って行きます。
ここから王子駅前までは線路にも自動車が入ってきて、一緒に走ります。
道路の信号が赤になると、列車も前の車に続いて停車します。
王子駅前で降りると、飛鳥山公園に登るあすかパークレールに乗ることができます。
モノレールのような構造になっていますが、
無料であることや乗客が中でボタンを押して動くことなどから、
法規上は鉄道ではなく、屋外エレベーターのような扱いになっています。
地元の保育園のお友達も、先生とあすかパークレールに乗って公園をお散歩するようです。
飛鳥山公園には歩いて登ることもできます。大人の足ならそんなに大変ではないです。飛鳥山公園に上ると新幹線、京浜東北線、湘南新宿ラインなどが一望できます。
飛鳥山には、来年の大河ドラマの主役でお札の肖像にもなる渋沢栄一大河ドラマ館ができるそうです。
荒川車庫前で降りると車庫と隣接して都電おもいで広場があり、古い車両で遊ぶことができます。平日はやっていないので注意!
次の荒川遊園前駅。
あらかわ遊園の開園はなんと1922年!大正時代です。
2018年12月に閉園し、2022年のリニューアルオープンに向けて工事が進んでいます。
閉園前は、ミニ汽車やスカイサイクルがあり、息子のヤンヤンと何回も乗りました。
ヤンヤンは絶叫系はダメですが、スカイサイクルは何回だって乗ります。
これまでもゆるーい遊具が魅力だったので、
今後も小さい子でも楽しめる遊園地であって欲しいです。
鉄道マニアでなくても楽しみがたくさんある東京さくらトラム。
ぜひ家族や友達と懐かしい東京を楽しんでください!
でも、今日東京都のコロナ警戒レベルの引き上げが発表されましたので、少しお預けですかね?くすん・・・(つд⊂)
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