みなさん、こんにちは!
今朝ニュースで、「スーパーモンスターウルフ」か紹介されていました。
近年熊が人里に降りてきて農作物を荒らす被害が増加しており、
その対策として北海道にある太田精器さんが開発したもので全国で成果を挙げているようです。
仕様は、オオカミ型のロボットで赤外線センサーにより野生動物を検知。
動物が近づくと威嚇する動き、赤く光る眼光、そして50種類以上の音声です。
※動物が来なくても40分間隔で鳴動
音声は、動物の鳴き声や猟銃の音、動物が嫌う金属音などだけでなく、
人間の声も搭載されていて、
「お前だけは許さない!」
なども聞くことができます。
↑息子とツボった部分
北海道滝川市や千葉県木更津市など全国で実証実験が行われて、クマ、シカ、イノシシなどいろいろな種類の害獣に対して、1ヶ月間現れなくなったなど成果をあげており、量産化とともに、改良版の「ウルトラモンスターウルフ」の計画もあるそうです。
「モンスターウルフ」が守ってくれるのは農作物だけではありません。
首都圏ではあまりありませんが、列車と動物の、特にシカとの衝突による輸送障害も増加しており、地方や鉄道会社の悩みの種になっています。
↓シカ🦌の衝突しがちな列車たち
NPO法人国際環境経済研究所によると、鉄道とシカの衝突事故は年間で5000件にものぼるそうです。
同法人の報告では、鹿肉は鉄分が豊富なことから、彼らはレールのさびを舐めて鉄分を補給しているという観察結果より、沿線に鉄粉を混ぜた塩の塊を設置したそうです。また、ある鉄道会社では、ライオンの糞を沿線に設置するなど、シカの恐怖本能を刺激する対策も行なっているようです。
これからの対策に加えて、「モンスターウルフ」の設置による効果が期待されます。
しかし、列車や保線作業員さんが通った時にも「お前だけは許さない!」と叫ばれたらビックリしちゃいますね。
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