みなさん、こんにちは!
神奈川県の観光地と言えば、箱根を置いては語れませんが、箱根の山々の手前、
小田原もまた小田原城や漁港をはじめとした一大観光地です。
今回は、そんな小田原で小さい子供達も楽しめる穴場スポットへの旅を紹介します!
その名は、「わんぱくらんど」
旅の起点は小田急線と南武線が乗り入れる登戸駅。
小田急線の神奈川県下最初の駅で、藤子・F・不二雄ミュージアムの最寄駅です。
そのため、駅の中もドラえもん一色!
どこでもドアを開けると、海の世界へ!
どこでもドアの行き先は毎回ランダムで変わります。
暗記パンを食べているドラえもんと写真も撮れます。
案内板もドラえもん風のデザインで、いるだけで楽しい空間に!
なお、列車が到着するときにも、パーマンやドラえもんの音楽が流れます。
登戸駅にはロマンスカーは止まらないので、町田駅に移動しましょう。
快速急行に乗れば1駅です。
やってきたロマンスカーは、お馴染みEXEα(エクセアルファ)30000形。
展望席はありませんが10両編成でたくさんの人が乗れるロマンスカーです。
早速座席に座りますが、
町田で降りたお客さんの切符とお手拭きみたいなのが残されていて
ヤーコンさんの怒りが爆発💥
列車を降りるときは、ゴミを捨ててリクライニングを元に戻しましょう👍
ふと手元に目をやれば、車内販売のメニューがだいぶ様変わりしていました。
ロマンスカー弁当は無くなって、代わりにロマンスカーの容器の中にお菓子がいっぱい!
文房具などのロマンスカーグッズもついこの間よりラインナップが増えた印象。
最近は弁当や飲み物を駅で買えるので車内販売の売上は下火に・・・車内販売がなくなってしまった新幹線もあります。
小田急さんには頑張って車内販売を続けてもらおう!ということで、
ミーミーが大好きなコーンスープを買いました。
お菓子は、駅で鬼滅ベビースターとじゃがりこを買ってしまったので無し!
そのあと優しい車掌さんがロマンスカーのカードをくれました☺️
小田原駅では、後ろ4両を切り離し、前の6両が箱根湯本駅に向かいます。
最近は少なくなった切り離し作業にこの人だかり。
分割併合はなんともロマンがありますね!
小田原駅は西口バスターミナルから「いこいの森」行きのバスに乗りましょう。西口は、小田原城側ではなく、新幹線の改札がある出口です。
駅前には後北条氏5代の祖、北条早雲の銅像があります。
終点のいこいの森までは約13分。
途中、たくさんの高校や大学の近くを通り、健全な青少年の育成に力を入れている
小田原市の姿勢が伝わってきます。
一方、ものすごい山林に入って行くため、みるみる不安な表情になるヤンヤン。
わんぱくらんどの入口はいこいの森バス停の目の前にあります。
入園は無料です。
入口には、バッテリーカーを中心とした有料のアトラクションがあります。
ヨッシーさんのバッテリーカーは初めて見た・・・
ヤンヤンはもう小4ですが、喜んでバッテリーカーに乗ります。
しかし、まったく笑顔は見せず、眉間にしわを寄せて走らせます。
この時彼は遊んでいるのではありません。乗務をしているのです。
わんぱくらんどの魅力は起伏に富んだ広大なスペースと多彩なアスレチック施設。
メインとなるアスレチックは、入口から歩いてフラットながら10分弱かかりますので、時間が合えば30分間隔で運行される「こども列車なかよし号」
に乗車しましょう。文明の利器を活用し、10分ほどで冒険の砦駅に到着します(笑)
アトラクションと言えども鉄道は鉄道。マニア視点でよく見て見ると、
「1.0」とか「4.0」という標識が立っています。
こども列車なかよし号は線路は勾配が多く、
パーセンテージ表記の勾配標ではないかと推測しています。
1.0=1%の勾配=10‰
4.0=4%の勾配=40‰
登山鉄道を除く普通鉄道では、33‰~35‰程度が最大とされていますので、
かなりの勾配。全国登山鉄道パーミル会に加入していいレベルです。https://www.nankai.co.jp/koya/permil/
また、線路にはレールの内側にもう1本レールのようなものがあります。
脱線防止ガードでしょうか?
さらに、よく見るとまくらぎもコンクリート製が使われています。
PCまくらぎでしょうか?
子供たちを飽きさせない巨大なわんぱく砦。
さらに丘を登れば、ローラー滑り台があるコスモワールド
があります。
コスモワールドの丘を登り、北側に目をやれば、
丹沢山地を一望することができます。
近くにはポップコーンやピザのキッチンカーが来ているので、
マルゲリータを頂きましょう。
つり橋を渡ってさらに丘を登っていきましょう。
本格的なつり橋ながら、管理がしっかりしていて、それほど揺れないので怖くなんかありません。
その先には、「小田原城アドベンチャー」があります。
このアスレチックは本物の小田原城を模したつくりをしていて、
自分の得意なルートで天守閣を目指します。
軍神上杉謙信でも落とせなかった難攻不落の小田原城を攻略しよう!
小田原城アドベンチャーのところにもキッチンカーが来ていて、
焼きそばやフライドポテトをいただきます。
お客さんはそれなりにいましたが、敷地もアスレチックも大きいので、
窮屈な感じや三密な感じもしませんでした。
また、入場が無料な割に施設の管理がしっかりしていて、安心感がありました。
思いっきり遊んだ後は、小田原駅に戻って、駅から3分ほどの
「小田原お堀端万葉の湯」で汗を流しましょう。
万葉の湯は湯河原温泉のお湯を使ったスーパー銭湯。
入場にやや列ができていましたが、男子風呂は空いていました。
宿泊もできるので、チェックインをする宿泊者が多かったのでしょうか?
お食事処もありますが、今回は貸し部屋を借りてお部屋で食べました。
マンガ部屋もあり、家族でまったりと過ごすことができました。
わんぱくらんどは、派手さはありませんが、広大で起伏に富んだ土地、
巨大なアスレチックで子供たちは全力で遊び、帰りのロマンスカーで2人とも爆睡でした。
コロナ感染者の増加でなかなか出かけるのが難しい状況ですが、
たまの子供たちの有り余る元気の発散場として、
ぜひ候補に入れておきたいなと思います!
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