みなさん、こんにちは!
いま、鉄道各社が血眼になってエキナカでシェアオフィスを開業しているのを知っていますか?
鉄道会社は、コロナの影響とテレワークの普及で乗客が大きく減少し、必死になって新しいビジネスモデルを模索しています。
その1つが、エキナカシェアオフィス。
営業のお仕事など、いろいろな場所を飛び回ってお仕事するビジネスマンにとって、移動の合間に事務作業ができれば生産性も上がり、大助かり。
喫茶店などに立ち寄るのもいいですが、入れる保証はありませんし、情報漏洩が心配です。
今回は、そんなエキナカシェアオフィスのうち、東急電鉄の「TSOエキスル長津田」の使い勝手をご紹介します。
<目次>
1,TSOエキスル長津田とは?
TSOエキスル長津田は、東急田園都市線の長津田駅の定期券発売所の廃止に伴い、その跡地に設置されたシェアオフィスです。
長津田駅は郊外の住宅地ながらこどもの国線やJR横浜線との乗り換え駅で、2020年度の乗降客数は東急で98,800人。
沿線の住民の方で自宅だとなかなか仕事に集中できないときや、外回りの乗り換え隙間時間などに重宝しそうです。
東急のTSOシリーズは、このほか、東急東横線・目黒線武蔵小杉駅の旧定期券発売所にある「TSOエキスル de work Kosugi」や、電車とバスの博物館の古い電車の車内などを活用した「TSO DENBUSワークスペース」があります。
TSOシリーズは、駅の現場の活用ということで、企画や開業準備に駅員さんが本格的に参加しているそうで、オフィス内も温かみのある手作り感で溢れていました。
また、東急グループとしては、全国の主要都市にあるシェアオフィスを利用できる「NEWWORK」もあります。
2,TSOエキスル長津田の使うには??
利用するには、シェアオフィスの予約アプリ「Suup」をダウンロードして会員登録をします。
「Suup」では、TSOシリーズ以外にも現在地の近くにあるシェアオフィスが予約できるほか、喫茶店の座席をシェアオフィスとして予約することもでき、場所によってはワンドリンクサービスされることもあります。残念ながらTSOシリーズにワンドリンクサービスはありません。
アプリで予約ができたら指定の時間に入室し、好きな席に座ります。座席にチェックイン/チェックアウト用のQRコードがありますので、アプリのチェックイン機能からQRコードを読み込めば使用開始となります。
なお、隣に「SUUPアプリ」ダウンロード用のQRコードもありますので、読み込み間違えないように気を付けてください。
(ヤーコンは、チェックアウト時に何回もアプリ用のQRコードを読み込んでしまい、「やべぇ、出られねぇ💦」と慌てたものです。)
ここでは、無料Wi-Fiを使うこともできます。
少しわかりにくいのですが、各デスクの縁(イスに座った時のおへそのあたり)にWi-Fiパスワードが書いてありました。
(ヤーコンは、これをなかなか見つけることができず、しばらくテザリングで仕事をしていました。)
TSOエキスル長津田では、デスクでの電話やWeb会議もOKということになっています。
終了したら、先ほどのQRコードでチェックアウトします。
利用料金は15分100円で、1日最大料金は1,000円。利用可能時間は7時から20時です。
3,結局いい仕事できましたか???
平日の午後15時頃に利用しました。
田園都市線と横浜線の乗り換え導線のにありますので、完全に静かというわけではないのですが、幸か不幸か他に利用客はおらず、集中して取り組むことができました。
もう1つよかったのが、前述のとおり初利用で若干混乱したのですが、Suupアプリの問い合わせのレスが早かったことです。おかげで無駄な時間がかからずに使い始めることができました。
改善点としては、イスが固いのと、エアコンが寒かったです。
(僕がシャツで働いているからかしら・・・)
前述のとおり、初利用で若干混乱がありましたが、慣れれば問題ないですし、スキマ時間の活用や在宅ワークとしての活用が進み、通勤時間の削減を含めた日本の生産性の向上が期待されます。
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