みなさん、こんにちは!
みんな楽しみにしている(?)定年後の第2の人生。
田舎に引っ込んで悠々自適な生活!いいですよね。
そんな第2の人生を送るのは人間だけではありません。
電車もなんです。
よくあるパターンは、都会で走っていた電車が田舎の地方鉄道に移す例です。
例えば、もともと東急東横線で走っていた列車が、東急の子会社の上田電鉄で走っていたり、地下鉄日比谷線で走っていた列車が長野電鉄で走っています。
もうひとつ、人気の第2の人生は退職金でカフェを夫婦で開業!なんてのもありますね。
これ、電車もやっています!
今回紹介するのは、このパターンです。
その名も、千葉県長柄町のオーガニックレストラン g.STATION(ジーステーション)
「リソル生命の森」のリゾートエリア内にあり、最寄駅はJR外房線の誉田(ほんだ)駅。
駅前ロータリーから、無料バスが出ていて、約30分で到着します。
「リソル生命の森」の施設のひとつである乗馬クラブ「エバーグリーンホースガーデン」に隣接する
「レストランG-STATION(ジーステーション)」。
食べることにも全力な娘のミーミーがものすごい勢いで駆けあがっていきます。
敷地にあったのは、だいぶ年季の入ったこの車両。
公式サイトでは、「古い電車を改装した」と記載されていますが、これは電車ではありません。
残念!!
これは、「車掌車」といい、昔、貨物列車の1番後ろに連結されて、車掌さんが乗車していた車両のことです。
斬り!!
車掌さんだけでなく、荷物も一緒に載せることもあったようで、「緩急車」と呼ばれることもあります。
現在の貨物列車では、このような車掌車は使われていません。
車両の形と、緑に塗られた塗装から察するに、ヨ5000形でしょうか?
車掌車は、緊急停止用に手回し式のブレーキハンドルが着いています。
非鉄のミーミーも興味津々。
床下を見てみましょう。
僕たちが普段乗る列車と違って、車輪の数が少ないですね。
レストランは、3両のヨ5000形をつなげて1つのお店として設えているようです。
しかし、朽ち果て方もすごいので、なんだか、入るのに勇気がいりますね・・・。
外の朽ち果て方とは裏腹に、中はオシャレなバーのような内装。
たくさんのお酒が置いてあります。
さて、車両の中はバー形式なので、家族でのお食事は車内ではなく、別棟でいただきます。
車両の入口のすぐ反対側にあり、ここからは乗馬クラブの様子も見ることが出来ます。
僕たちが入店したときは、乗馬の練習を終えた学生さんが食事をしていましたよ。
レトロな雰囲気で、開放感もあり、食事もおいしく頂けそうです。
ところどころに馬が配置されています。
ランチメニューはこちら。
グラタンとパスタは日替わりメニューになっています。
すべてのメニューにこのレストランのおススメ「ガーデンサラダ」が付いてきます。
ガーデンサラダが来ました!
サラダとしてはなかなか食べないマッシュルームが嬉しいですね。
フレンチドレッシングがかかっていますが、野菜の甘味もしっかり感じられるサラダでした。
しかも、結構ボリュームもあるので、身体が喜んでいるのを感じられます。
チキンステーキと雑穀米を頂きます。
チキンステーキは、表面がパリッと仕上がっており、ややスパイシーな塩コショウで味付けをしてあります。
ソースにツケツケして食べると、香ばしさ100倍です!!
添えられているパプリカも、すごく甘くて、これはノーソースで頂きましょう!
ミーミーが食べたのは、本日のグラタン「ミートグラタン」。
ガーデンサラダも含めてペロッと食べてしまいました。
奥さんは、本日のパスタ「スモークサーモンと有機野菜のクリームソース」。
ペロッと食べてしまいました。
以上、車掌車だけでなく、非鉄の家族も乗馬にランチに大満足の1日でした。
しかし、千葉県といえども、日帰りは少し厳しい立地。
リソルの森は、東京ドーム70個分の敷地を持つ体験型リゾート。
ホテルだけでなく、グランピング施設もあります。
また、ロングジップスライドや、ゴルフ、フォレストアドベンチャー「ターザニア」もあります。
ターザニアは、ハーネスをつけて樹から樹へと空中を移動して楽しむアスレチックで、ランチの後ミーミーと挑戦してきました。
はじめての空中アスレチックに、アドレナリンが口から洩れてしまいました。
すごく楽しかったです。
↓リソルの森全体の公式サイト
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