みなさん、こんにちは😃
渋谷から神奈川県の住宅街に伸びる東急田園都市線。
朝のラッシュ時は殺人的な混雑率で有名でしたが、ウィズコロナの現在はどうなんでしょうか?
そんな観光地とは無縁の田園都市線ですが、奇跡的に源泉掛け流しの温泉を見つけたので、以前ご紹介をしました。
そして、なんと!今回2件目の温泉を発見してしまったのです!
詳しくご紹介しますね😆
東急田園都市線に温泉なんてあるはずがない【溝口温泉 喜楽里】 - ボクの息子はもう子鉄じゃないかもしれない。smallanthussonchifolius.hatenablog.com
<目次>
その名は有馬療養温泉
有馬温泉と聞くと兵庫県にある日本三代名湯のひとつが思い浮かんでしまいますが、実は川崎市宮前区にも有馬という地名があります。
豊臣秀吉も通ったという兵庫の有馬温泉とは無縁のようで、Wikipediaによれば、その地名の由来は、山間にある(有間)という説や、乗馬が関係する説など諸説あるようです。
有馬療養温泉は、田園都市線の鷺沼駅が最寄駅です。急行停車駅で、多くの各駅停車はここで急行の待ち合わせをします。半蔵門線や東急大井町線の車両の車庫もあり、朝には当駅始発の列車も有馬す。
鷺沼駅からは、バスに乗ります。
鷺沼駅にはバスターミナルがあって、東急バスか川崎市営バスの鷺01〜鷺04系統のどれかに乗って、中有馬バス停で降ります。
本数はかなり多いので安心です。
信頼と実績の有馬療養温泉
有馬療養温泉の歴史は古く、源泉となる霊泉が発見されたのは、いまから1300年以上前の大化3年だそう。確か、中大兄皇子が蘇我親子を倒して大化の元号を定めたので、西暦でいうと648年あたりということになります。(「むしころせ」大化の改新645年)
それ以来数々の人々を病から救ったとされ、聖武天皇時代には、その子の阿部内親王の病気を治したとして、有馬龍宿山に「龍宿山不動院西明寺」が建てられ、療養温泉もこの境内にあそうです。
西明寺は、現在は武蔵小杉にある金剛院と合併、移転してしまいましたが、療養温泉はこの地に残り、大地震で一度泉源が途絶えたものの、昭和40年に再び発見され現在のような療養温泉旅館として人々を癒しています。
そのときの厚生大臣の目に留まり、「霊光泉」と名づけられると共に、皇后陛下にも献上されまそうです。
泉質は、単純鉄冷鉱泉で鉄分が豊富なため、湧出時は無色透明ですが、浴槽に注がれて温めると茶色いお湯になります。温泉は約40度まで温められ、その成分から身体が温めやすく冷めにくい、心地よい疲労感を伴い、その日よく眠ることで、翌日から元気に頑張れるんだそうです。
コロナ禍は湯冷めに注意!
では、早速お湯に浸かっていきましょう。入り口から入ると、受付があり、日帰り入浴の代金を支払うとバスタオルとフェイスタオルを貸してくれます。
日帰り入浴の代金は、大人1,200円、小学生600円、乳幼児300円です。
なお、別料金ですが、個室を借りてお風呂上がりなどにゆっくり過ごすこともできます。
お風呂は茶色に輝く源泉の大きめの浴槽が1つと、洗い場がいくつかあります。
温泉は少し熱めに感じますが、身体に成分が染み込んでいく感覚で、身体の芯から温まっているのを実感できます。
浴槽から出たり入ったりして、約30分ゆっくりと楽しみました。
館内には食堂もあるようですが、いまはコロナで休止しているんだそう。
休憩室や談話室でゆっくりしてから、外に出るようにしましょう。
ヤーコンはそそくさと外に出たので、若干湯冷めをしました。
昔ながらのラーメンを🍜どうぞ
そそくさと外に出たのはおなかが空いたから。
鷺沼駅に戻れば、ご飯屋さんもたくさんありますが、待ちきれなかったので、斜向かいにある、ラーメン「ガキ大将」に入ることにしましょう。
昔ながらの、いわゆる大通り沿いにある定食屋さんで、トラック運転手さんやガテン系の人から喜ばれそうな感じ。
オススメは味噌を使った辛めのラーメンなんだそうですが、辛いのは苦手なので、普通の味噌ラーメンをいただきます。
麺も味噌ラーメンらしい黄色い太麺で、なんだか懐かしい気持ちになりました。
まとめ
そんなこんなで、2件目となった田園都市線沿線。
温泉で元気になったのはもちろん、路線のイメージとのギャップを見つけられたのは、なんだか楽しい気持ちになります。
3件目も見つけられるといいな💕どっかないかな。
<有馬療養温泉旅館>
住所:神奈川県川崎市宮前区東有馬3-5-31
電話:044-877-5643
HP:http://www.arimaonsen.jp/
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