やあ、電車が大好きなみなさん😘
山陰地方に行ったことはありますか?
鳥取県と島根県の区別がつかなかったり、鳥取県にはスタバがなかったり(今はある)、関東地方からのアクセスが悪かったり、自虐ネタが多い地方ですが、実は定住しても良いくらい魅力がたくさんの地方なんです!
今回はその魅力を伝えるシリーズ第1弾で、家族や友達の時キズナが深まる国宝松江城の楽しい過ごした方を紹介します。
そして、これを盛り上げてくれるのが、地元の有志"まつえ時代案内人"や"まつえ若武者隊"などの松江武者の皆さんです。
<目次>
1.山陰本線について
山陰本線は、京都駅から日本海側の山陰地方を通り、山口県の幡生駅までの路線で、幡生駅からは下関駅まで乗り入れています。
本線の路線距離は673.8kmで在来線としては日本一の長大路線です。
京都駅から嵐山に向かうJR嵯峨野線も山陰本線の一部ですし、絶景で名高い餘部鉄橋を通るのも山陰本線です。
島根県内では、中国山地を越えて特急スーパーはくとや、寝台特急サンライズ出雲も乗り入れてきます。
沿線には、松江城のほかにも、城崎温泉、鳥取砂丘、宍道湖、出雲大社、石見銀山、萩など魅力ある観光地があくさんあります。
2.国宝松江城のすごいところ
松江城は1611年に松江藩の初代藩主堀尾忠氏が築いた城です。忠氏は、豊臣政権三中老のひとり、堀尾吉晴の息子で、松江城ではこの親子が讃えられています。
全国で天守が現存する城は12城しかなく、松江城はそのひとつで、山陰地方では唯一となります。
また、国宝に指定されている城も全国で5ヶ所のみとなり、稀有な城と言えます。
国宝に指定されたのは2015年と比較的最近で、天守が国宝に指定されたのは63年ぶりだったそうです。
江戸時代の築城のため、標高29mと比較的アクセスが良い一方、しっかりと宍道湖を見渡せる設計になっています。
現地を訪れると、石垣の積み方や石の大きさなどで当時を偲ぶことができます。
しかし、築城時石垣を積むのが困難を極めたそうで、人柱にされた娘が犠牲になったという伝説も残っています。
3.松江城には真冬に行け
松江城は城内が公園としてきれいに整備されており、日本のさくら名称100選にも選ばれています。
なので、春の訪問がオススメですが、敢えて冬に訪問するのも面白いですよ。
山陰地方は冬は雪が多く降るので、雪化粧の天守はなかなか見応えがありますし、広大な敷地内では子供たちが勝手に雪だるまを作ったり雪合戦を始めてくれます。
初めて訪問して感じたのですが、太平洋側では雪が上から下に「降ってくる」のですが、日本海側では雪が空から風に舞って、渦を巻くように円を描いて降ってきて、「雪が舞う」という表現が言い得て妙でした。
4.まつえ若武者隊と悪運斬りバトル
そんな白銀の松江城の片隅で、「悪運斬り」なるイベントをやっていました。
年末の観光ならではのイベントで、「悪」と書かれた紙をオモチャの剣で断ち切るというものです。
長年の鉄道旅の勘も働き、「これは間違いなく面白い」と思ったので、雪遊びをする家族を招集。
「無料でござるぞー」との呼びかけもあり、ヤーコン家が本格参戦!
待ち構えていたのは、「まつえ若武者隊」の侍大将本間亀二郎さんと、忍者月照さん。
やり方
- 月照さんが持つ「悪」の紙を剣で貫く
- 剣を縦に振り下ろし、「悪」の紙を切り裂く
- カメラ目線で家族カメラにポーズ
まずは、名目上の世帯主ヤーコンが挑戦。
ヤーコンはかつて弓道をやっていたので姿勢が割と良いのと、息子鉄ヤンヤンの剣道を見ているので、それっぽく見えます。
いざっ!
ぽす・・・
本当なら和紙が真っ二つに切り裂けるはずなんですが・・・。残念!
月照さんからは、「いまのは無しじゃ」と他のご家族にもフォロー。
亀二郎さんは、「なぜだろう?姿勢は良いのに・・・??」と言われ、アドバイスをくれました(笑)
2回目でちゃんとキメました。
剣道をやっている息子鉄ヤンヤン。
これ、簡単そうですけど、剣の角度とか、ベクトルとか、難しいんですよねぇ・・・。
なお、1回目は失敗しています(笑)
亀二郎氏いわく、「なまじ経験があると油断してしまう」んだそうです。
そして、ザ・パワーこと娘ミーミー。
なお、1回目は失敗しています(笑)(笑)
ミーミーは実は内弁慶なのです。
で、1発でキメられたのは、我が妻キョンのみ。
最後に、プレゼントとして運気上昇シールを貰いました。
これで来年度も安泰でござる。
まつえ若武者隊のご両名、寒い中ありがとうございました😊
このイベント、文章では伝わりにくいですが、家族の新しい内輪ネタとしてかなりインパクトの強い共通話題になりました。
ボクは、家族の内輪ネタが充実しているほど家族の絆も強く、結果として家庭の居心地も良くなり、家族の自己肯定力を強くなると思っています。
それは、恋人や友人でも同じことで、松江武将の皆さんが観光を通じて、ボクたちの絆を強めてくれているということですねー。
5.お城の案内もおまかせ!
松江武者のには、まつえ若武者隊の他にも、堀尾吉晴役、忠氏役を筆頭に、まつえ時代案内人、松江武者応援隊、まつえ武者YORIKI、右筆武者、それとたくさんの認定武者がいます。
みなさんは、松江市内のイベントを盛り上げてくれたり、お城の観光案内をしてくれたり、松江観光を盛り上げてくれます。
最近はコロナで大規模なイベントができませんが、このような小規模イベントではむしろ気合が入っているように感じましたし、松江愛というか、松江を盛り上げたい気持ちが伝わってきました。
言うまでもありませんが、このように観光を盛り上げることはSDGS8番「働きがいも経済成長も」の中のターゲット「8.9持続可能な観光業の促進」に貢献しています。
6.むしろ地元の方とのふれあいが国宝
国宝松江城はやっぱり素晴らしいお城でしたが、一連の観光の中では、悪運斬りが1番思い出に残りましたし、松江をオススメしたい1番理由にもなりました。
松江武者の心が1番の国宝だよ!
と思いつつ、吹雪の中宿に向かうのでした。
(バスが15時くらいに終わってしまい、励まし合いながら苦難を乗り越えるのも、冬ならではですし、家族の絆もより深まりますね。きつかった!)
松江武者情報サイト→まつえは武者のまち
まつえ若武者隊公式サイト→まつえ若武者隊
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